テクノプランター跡地

このWebサイトは1998年度アイディア対決ロボットコンテスト高専部門に出場した鶴岡工業高等専門学校Aチーム・テクノプランターについてまとめています。

1998-11-23から1日間の記事一覧

テクノプランター [TECHNO PLANTER]

親機(本体)から、カラーセンサーを積んだ"TECHNO PLANTER"を島に上陸させ、開花させる。 相手より先に高得点の島を占拠することを基本戦略としている。 機構的には単純なマシンであるため、相手によって戦い方を変えながらの試合展開が可能である。 本体 構…

エピソード:全国大会向けアップデート(1)

東北大会(1998/10/18)から全国大会(1998/11/22-23)まで1か月以上あったため様々な改良を試みています。 特にテクノプランターはその戦術コンセプトから結果的にスピードに重きを置くこととなり、全国大会に向けてさらなるスピードアップが施されました。 親…

エピソード:全国大会向けアップデート(2)

思い出し次第追加するかもしれません。 子機のブレーキ追加 種子の停止は地区大会時は単純にモーターをoffにする(電流をカットする)だけでしたが、全国大会仕様ではいわゆるショートブレーキとなるように回路を変更しています。 このブレーキは非常に強力で…

エピソード:全国大会向けアップデート(没ネタ)

停止島選択機能 テクノプランターは緑島は完全に無視するコンセプトでしたが、戦略上1点取りたいシチュエーションを想定して緑島を取るための方法を模索していました。 そこで挙げられたのが「種子の射出時に赤黄島で止まるか緑島で止まるかを決めることがで…

エピソード:カラーセンサー

1998年のルールを読んだら誰しも考えるであろう島の色識別ですが、実際には島の色を識別するマシンは全国的に見ても少数派でした。 そんな情勢ではありましたが、テクノプランターはカラーセンサー搭載機の中では最上位の戦績を残すことができました。 基本…

エピソード:フィールドデザインの変更

全国大会ではキャパシティの大きい会場になり、ゴールデンタイムでの放映に合わせたテレビ映えのするデザインにグレードアップしますが、一部のチームは絶句するようなアップデートがありました。 それは「フィールドの島の外周に電球が埋め込まれその表面を…

エピソード:蝶

地区大会(10/18)開催からから全国大会(11/22)までの間に主にデザイン周りのアップデートが行われていますが種子については生命誕生時に一部の機体で蝶が現れるようになっています。 この蝶は前年度(花開蝶来)に出場した「無農薬1号」の蝶を再利用したもので…

コラム:地区大会と全国大会のコンディションの違い

全国大会に出場して初めて気づく会場コンディションの違いとその影響です。 気温・湿度 開催時期・会場・観客数などで会場の気温が異なるため、温度によって影響を受けやすい機体にとっては悩ましい問題となります。 地区大会については各地区や年度によって…

スナップ写真集

機体写真 子機のための自走台座といった風情ですが、1個2kgある種子を9個乗せるために強固な作りになっています。 発射機構、コントローラー、バッテリー格納部。 装飾類やレーザーポインタ。 東北大会バージョンの装飾。カラーアクリルを使っていました。 …

スタッフトーク

2000年頃に収録されたチームリーダーと電子回路チーフによるテクノプランターについてのトークです。 スタッフ SHU当時5年生:Aチームリーダー/テクノプランター制作チーフ cmMC当時5年生:電子回路チーフ google.load("jquery", "1.7"); google.setOnLoadCa…

高専ロボコン1998 ルール

「生命上陸」 各チームのマシンに搭載した自作の「種子」や「たまご」を大・中・小10個の「島」に「着地」させ、自作の「生命」を誕生させる。 誕生した「生命が」島内にとどまると、島が大の場合は1点、中なら5点、小なら10点の得点となる。 勝敗は、…